| 今年も10月9日に長崎くんちを見物し、庭先回りの様子を写真に収めてきました。「長崎くんち」は長崎諏訪神社の例祭で国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りです。長崎くんちの庭先回りは、江戸時代からある長崎市旧市街地の各町内の商店、事業所、民家の玄関先で踊を呈上する儀式です。観光で有名な眼鏡橋が架かっている中島川沿いの街なかを歩き回ると、どこかで演し物（だしもの）と出くわします。ウィンドウショッピングを楽しみながら、長崎くんちの庭先回りと出会うのも嬉しいですね。 |
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| 小川町（こがわまち）唐子獅子踊（からこししおどり）↓ |
魚の町の事業所玄関で踊を
呈上する小川町の唐子獅子踊。 |
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次の庭先回りへと
移動する唐子獅子踊。 |
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牡丹の花を飾り付けた小川町の唐子獅子踊の太鼓。
奉納踊りでは獅子が体を伸ばして牡丹の花を食べるシーンがある。何かの意味があるそうだ。
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| 樺島町太鼓山（コッコデショ） ↓ |
魚の町電車通り。
コッコデショがやってくる。
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太鼓の音と男衆の野太い声が
響いてくる。
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| 太鼓山（コッコデショ）を天に突き上げて宙に浮かす「天空舞」が始まった。落ちてくる太鼓山を片手で力強く受け止める。豪快な演技に観衆からは大きな拍手が沸き起こる。 |
 
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| 本古川町傘鉾・御座船（ござぶね）↓ |
中島川公園附近の商店街を
庭先回りする御座船。 |
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御座船。 |
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| 全員丸刈り頭の根曳き（ねびき）男衆。武士の船の荒々しさを表現しているとのこと。船の中では、こどもたちが賑やかに太鼓や鐘を鳴らし拍子をとる。 |
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| 大黒町唐人船（とうじんぶね）↓ |
浜町アーケードから出てくる大黒町唐人船。 |
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色鮮やかな唐人服姿の根曳き衆。 |
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浜町電車通り（春雨通り）の商店玄関での庭先回り。
庭先回りは福のお裾分けをし、お祝いするということらしい。商店は商売繁盛を祈願ですね。
長崎くんちの奉納踊りは龍踊（じゃおどり）・鯨の潮吹き・太鼓山(コッコデショ)・「阿蘭陀万才（おらんだまんざい）など、ポルトガルやオランダ、中国など南蛮、西洋文化の風合いを色濃く残した独特でダイナミックな演し物（奉納踊）を特色としている。踊り町ごとに得意とする演し物があり、川船、龍踊りなど多くの演し物は複数の町が奉納するため、ほぼ毎年〜数年ごとに見られるが、一部の演し物（コッコデショ、鯨の潮吹きなど）は一つの町しか行わないため7年に一度しか奉納されない。2011年（平成23年）は7年ぶりで人気の太鼓山（コッコデショ）が登場した。平成２４年（２０１２）長崎くんち日程（スケジュール）情報
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【平成29年長崎くんちの日程】
平成29年10月 7日（土）
前日（まえび）－－→ お下り（午後1時）・奉納踊り・庭先回り
平成29年10月 8日（日）
中日（なかび）－－→ 奉納踊り・庭先回り
平成29年10月 9日（月）
後日（あとび）－－→ 奉納踊り・庭先回り・お上り（午後1時）
▲矢印クリックで前月、次月へ表示切り替えできます。
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【平成29年長崎くんち】
踊町と演し物（だしもの）
○馬町（うままち）
傘鉾・本踊（ほんおどり） |
○東濱町（ひがしはままち）
傘鉾・竜宮船（りゅうぐうせん） |
○八坂町（やさかまち）
傘鉾・川船（かわふね） |
○銅座町（どうざまち）
傘鉾・南蛮船（なんばんせん）
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○築町（つきまち）
傘鉾・御座船（ごさぶね）・本踊
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| ○湊町（みなとまち） |
| ○広馬場町（ひろばばまち） |
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