私たちのような設計屋は事務所の中で一日中パソコンに向かって仕事しています。すると眼が疲れ、たまには肩こりに襲われます。 手描き時代は製図板に向かって図面を描いていたので、長崎名物「板カマボコ」と揶揄されるほど、一日中製図板に張り付いて仕事をしていました。 眼への負担は重く人によっては、すぐ眼を悪くしてメガネが必要になったりしました。パソコンになってからもその環境はなんら変わりません。製図板からパソコンに道具が変わっただけです。 ですから、時々手を休めて遠くを見つめ眼の疲れを癒すように努めています。手描き時代もそうしていました。 そのお陰か分かりませんが長い間設計屋の仕事をしていても視力は若い時と変わらず良好です。 そのような環境なので、たまには「見通しのよい青空の下で仕事ができたら気持ち良いだろうな」と思うわけです。 目を向ければ、そこには青い空、白い雲、緑の木々、遠くには海が見える・・・・。 長崎にはそんなロケーションは結構あり、場所には不自由しません。そこで、たまに郊外へ車で出かけます。 車の助手席にノートパソコンを載せる取り外し式のテーブルを作りました。パソコンと携帯電話そしてポケットテレビを持って出れば情報遮断は無くなり、事務所で仕事する環境とほとんど変わりません。 いわゆる、連絡はいつでも取れる「移動式事務所」です。 事務所で仕事をしていてストレスが募ると気分転換にこのようにして出かけます。晴れた日は、やはりスカッとしますね。 |
 ノートパソコンを置くと車内は事務所モード |
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 ある晴れの日。仕事モードの管理人 |
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