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長崎天草ライン旅客専用高速船
(長崎市茂木町茂木港~熊本県天草郡苓北町富岡港)
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じぇじぇじぇ! 茂木富岡航路の高速船「プローバー5」が
平成25年11月1日より運航休止! |
「フェリーれいしゅう」や「フェリーきずな」に続いて高速船「プローバー5」も2年余であえなく運航休止です。高速船を運航している安田産業汽船(長崎市)が不採算を理由に「平成25年10月末には茂木富岡航路を撤退する」と表明したとのことです。運航休止までの1ヶ月間(平成25年10月1日から10月31日)は平日便数を1便減らして1日3便体制で運航し、11月1日から運航休止とのことです。この事態に対して、天草の漁師たちが来年(平成26年)4月には海運会社を設立して航路の存続を図っているそうです。そして4月までの、その間「海上タクシーの代替運航」も検討しているとのことです。茂木天草航路は乗船客減少という荒波をモロに受けて大変な状況のようです。利用者として茂木富岡航路の情報から目が離せませんね。 |
茂木富岡航路は平成26年4月1日から新造の高速船
「KizunaⅡ」が就航しています。
「KizunaⅡ」の時刻表運賃表こちらから→「kizunaⅡ」
【当サイトの下記内容は「プローバー5」運航休止の平成25年11月1日からは参考までに御覧ください。現在「プローバー5」は就航しておりません。】 |
【茂木高速船】
長崎市茂木町(地図)は長崎市中心街から車で15分の位置にある港町です。対岸の熊本県天草下島の天草郡苓北町富岡港とは伝統の長崎天草航路があり、天草との深い繋がりが続いてきた港町でもあります。とりわけ、茂木富岡カーフェリーは、橘湾を跨いで長崎から天草へとつながる国道324号線の生活航路国道フェリーとして重要な役割を果たしてきました。ところが残念なことに、そのカーフェリー「フェリーきずな」が諸般の事情により、2011年9月30日をもって運航休止となりました。その代わり、翌日の10月1日から旅客専用高速船が就航しました。「フェリーきずな」の運航休止は残念ですが重要な生活航路が維持されて良かったです。今後は長崎や天草への観光客にも大いに利用していただけるよう高速船をアピールしたいですね。
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長崎市茂木港~天草郡苓北町富岡港を45分でつなぐ!
【高速船「プローバー5」】
茂木港を出航する旅客専用高速船「プローバー5」。天草富岡港まで所要時間45分の速さで走る。
【高速船プローバー5】
茂木富岡航路は「フェリーきずな」に代わり、高速船「プローバー5」が就航しました。桟橋におられた係員の方にお尋ねしたところ「プローバー5」は長崎県大村湾で走っていた高速船だそうです。大村湾は波おだやかな内海ですが、荒天の日が多い外海の天草灘を走るには欠航多発が懸念されますね。でも、写真のような晴天で波が無い日の乗船は大海原でのクルージング気分を充分味わえて楽しいと思います。小型船ですので、運が良ければデッキから近距離でイルカウォッチングを楽しめるかも知れませんね。 |
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茂木港へ入港する高速船「プローバー5」。 |
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正面から見る高速船「プローバー5」。
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真横から見る高速船「プローバー5」。さすが高速船、スマートですね。
高速船「プローバー5」のデータ(苓北町HPより)
定員 → 80人(前方室内座席40人 後方屋根付き開放デッキ40人) 重さ → 19トン
長さ → 23m 幅 → 4.55m 速さ → 「フェリーきずな」より25分速い茂木富岡間の所要時間45分の速さ |
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後方から見る。
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斜め後方から見る。 |
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茂木港高速船用桟橋。
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後部には開放デッキがある。
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次の乗船を待つ高速船「プローバー5」。 |
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後部開放デッキ。前方にある座席室の入り口が見える。 |
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次の出航を待っている高速船「プローバー5」。
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茂木港フェリーターミナルビル。
高速船を観光客にも大いに利用してほしいですね。
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茂木港フェリー桟橋に係留されている役目を終えた「フェリーきずな」。
化粧直しをして、名前を変えて、また中古船としてどこかに売られていくのでしょうか。
「さようなら、フェリーきずな。5年半おつかれさまでした」。「フェリーきずな」が、どこか寂しげに見えるのは管理人の気のせいでしょうか。
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