【しいのき迎賓館】
石川県政記念しいのき迎賓館は、石川県金沢市広坂の旧石川県庁舎跡地に新たに開業した多目的施設である。旧石川県庁として1924年（大正13年）6月8日に竣工。石川県内の建築物としては初めて鉄筋コンクリート構造を採用した。外観には武豊産のスクラッチタイルを使用し、格調ある近代的な建築物として（石川県庁が金沢市鞍月に移転するまで）永らく広坂地区のランドマークとして位置づけられていた。
【金沢市・しいのき迎賓館地図】 |
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石川県政記念しいのき迎賓館
（金沢市広坂2丁目1番1号）
樹齢約300年の堂形のシイノキが
玄関両サイドに対で繁っている。
【旧石川県庁舎】
2003年（平成15年）1月に、石川県庁舎が金沢市鞍月への移転したのに伴い「旧石川県庁跡地構想」として跡地利用が浮上し、旧庁舎の活用が決定された。その後、旧石川県庁舎はリニューアル工事が施され、金沢城公園側はガラス張り構造とし、金沢市役所側は庁舎をそのまま保存するタイル張りの形で「石川県政記念しいのき迎賓館」として開業した。
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樹齢約300年の
堂形のシイノキ |
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玄関両サイドにある
樹齢約300年の
堂形のシイノキ |
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石川県政記念しいのき迎賓館の案内板
「石川県政記念しいのき迎賓館」の主な施設
1階：しいのきプラザ、ギャラリーA・B、カフェ&ブラッスリー ポール･ボキューズ、セレクトショップGIO
2階：イベントホール、ガーデンルーム、レストラン ジャルダン ポール･ボキューズ
3階：セミナールームA・B、大学コンソーシアム石川事務局、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット |
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石川県政記念しいのき迎賓館の
敷地内案内図
【石川県政記念しいのき迎賓館正式名称決定の理由】
旧石川県庁舎跡地利用計画は正式名称決定までは「旧石川県庁跡地構想」だったが正式名称は1200件の応募の中で「しいのき迎賓館」が選ばれた。
★しいのき：建物や周辺の土地をイメージしやすい堂形のシイノキから。ひらがな表記にすることで、優しさを表現した。
★迎賓館：県内外の人をもてなす場所という意味を込めた。
★石川県政記念：周辺が明治時代から県政に使われ、建物が1924年（大正13年）から県庁舎として利用され続けてきたことにちなんで加えられた。 |
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百万石通りの金沢市役所前側から見る
「石川県政記念しいのき迎賓館」 |
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百万石通りの兼六園側から見る
「石川県政記念しいのき迎賓館」 |
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石川県政記念しいのき迎賓館
金沢市役所側は旧庁舎をそのまま保存するタイル張りの外観、金沢城公園側はガラス張りの開放的な外観となっている。
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